羽毛日記
羽毛が書いた日記です><
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東方二次創作
あいつは私から大切な人を奪い、傷付けた
だから
私もあいつが大切な人の為に残した物を奪う
そして少女は永遠になった
「なぁ妹紅」
と、妹紅に声を掛けたのは上白沢慧音である
「ん?なんだ?」
妹紅と呼ばれた少女は答えた
「そういえばまだ私に会う前の話を聞いていなかったな
良ければ聞かせてはくれないか?」
一瞬嫌そうな顔して
「聞いても退屈な話だぞ?」
「いや、話したくないなら無理にとは言わないぞ」
一瞬悩み
「まぁ話してもいいか、、、」
少女はある貴族の家に生まれた。
しかし、時代も時代であって女である少女は父の愛をあまり受けていなかった
だが、少女はそんな父でも大好きだった
そんなある日
少女の父がある女性に頻繁に会いに行くようになった。
一夫多妻も珍しくない時代だった為妻がいるにも関わらず、ほかの女性の元に行くのは珍しくなかった
父の愛を一身に受けたい
そんな年頃の少女にはその行動は許せなかった。
そして少女は夜な夜な出かける父の後を追った
父はどこにでもありそうな民家の中に入っていった。
そのあとを追って少女も中に入っていくと、中には少女と同じくらいの年端のいかないような大層美しい黒髪の長い少女が座っていた。
こんなに美しいなら父が惚れてしまっても仕方ない
そう思い家に帰ろうとしたとき
ガシャン
何かを落とす音が聞こえた
後ろを振り返ってみたら、父が持ってきた物だろうか
煌びやかな玉がたくさんついた枝が地面に転がっている
その下で父がうなだれていた
あいつまさか、、、父を愚弄したのか?
その日から少女はあの女に父の復讐をすることのみを考えていた
それから間もなく、例の少女が月へ帰った事を聞いた
その時、少女は彼女が月の姫であったこと
彼女の名前を知った
蓬莱山輝夜、私は奴になにもすることができなかった。
何かできないかと思い、少女がすんでいた民家へ足を向けた。
そこで輝夜が一緒に住んでいた翁に薬を残したことを知った
せめてそれを奪ってやろう
そう考えた少女は薬を山へ運んでいる翁の使いを殺し、薬を手に入れた
奪った薬を飲んでみたが特に体に変化はなかった
すこし期待外れでガッカリしながら山を下っていると
突然目の前に大きな黒い影が立ちふさがった
----えっ
確かにこの近辺は妖怪が多いとは聞いてたが、まさか本当におそわれるとは、、、
大きな黒い腕がしなりいつの間にか躰は後ろに吹き飛んだ。
あぁっ
ろっ骨が折れ肺に刺さったのか息が思うようにできない。
そうしているうちに妖怪は近づいてくる
あぁきっとこのまま奴に満足に復讐できぬまま、ここで喰われ死ぬのか
そう思い覚悟をきめた
大きな牙が容赦なく少女の頭がい骨を割った
異物が自分の中に入り込む感覚
少女はすぐ痛みで意識を失った。
どれくらい経っただろうか
目を覚ますはずの無い少女の目が開いた。
----ここは、、私は喰われ、死んだはずでは?
そんな疑問を抱きながら現状を確認しようとしたところ
ガチャリ
ん?
腕が動かない
どうやら鎖か何かで繋がれているらしい
よく見ると少女は一糸纏わぬ姿で壁につながれていた
いったい誰がこんなことを、、
そんなことを詮索していると
奥の方で何か動いたような気配がした
誰だ?そう思い目を凝らしてみると
さっき私を喰った妖怪がこちらを見ていた
----えっ
妖怪がゆっくりこちらに向かってきた
ゆったりとした口調でさっき起こったことを話した
あまりにも大きな苦痛に精神が耐えられなくなり、気絶した私はそのあと勝手に超回復したらしい
それを見た妖怪はもう食糧に困らない
そう思い私を監禁したらしい
なぜ超回復などしたのだろうか
少女はすぐにわかった
あいつの薬のせいだ
それから少女は妖怪が飽きるまで永い間妖怪に食べられ続けた
最初の時は頭から喰われたので痛みをそれほど感じる前に気を失ったが
今は不死の者の肝を喰えば自分も不死なれると思っているのか、腹を中心的に喰われ続けた
どんなに痛くてもどんなに悲痛な声を上げても妖怪は食べるのをやめなかった
なんども気をうしない、気をうしなっても痛みで目を覚ます
そしてすぐに何事もなかったかのように蘇生する
そんな地獄が永くに渡って繰り返された
常人なら痛みで精神が廃人になっていただろう
しかし少女はそうはならなかった
少女の中にある強固たる決意が彼女をそうさせなかった
----あいつを、、、輝夜をころす----
その一心で彼女の精神はぎりぎりで保っていた
そんなある日、妖怪も来る頻度が少なくなってきた晩
少女は鎖をはずし、逃げ出すことができた
数十年ぶりに見た外の世界は美しく
きれいな満月だった
それから少女は修行に明け暮れた
独りで生きていけるよう
いつか月に行きあいつを殺せるよう
少女には時間は永くあった
それからまた永い月日がたち、少女は自分の妖力を炎に変える術をマスターした。
そして十分に力をつけた少女は幾度か月に行くよう試みた
しかし、いくら時が永遠にあろうと人の力には限界がある
いくら試みても失敗に終わった
何度も季節がめぐり少女は月に行くことを諦めかけてた。
人間の脳は永い時間を刻めるようには出来ていない
生きていく目的を見失った少女はだんだん生き続けるだけの人形のようになった
そんなある日
鬱蒼と生い茂る竹林の中で見覚えのある後姿を見た
きれいな長い髪
忘れるはずもない
輝夜だ
奴はここにいたのだ
そう確信した少女の口元は大きく上に釣り上った
----やっと奴を殺せる----
考える前に体は前へ飛んでいた
が
危ない!姫!!
少女の隣にいた従者であろうか
銀髪の美しい女性に妨害された
「邪魔をするなぁぁあああ」
そう叫び振り払おうとするが
「させない!!」
少女は放たれた矢をまともに受け後ろに吹き飛んだ
「お怪我はありませんか?姫?」
「えぇ平気よ栄琳、ありがとう」
栄琳いうらしい女性はもう襲ってきた賊を倒したと思ったのか背を向け、主の心配をしていた
「この程度か?従者よ」
----えっ
気づいた時にはもう遅かった
栄琳の後ろには地獄の業火が渦を巻いていた
きゃぁあぁぁああ
女性はあっけなく業火に焼かれた
「輝夜、、、やっと見つけた」
「あら、あなたは確か、、、むかし求婚してきた男の娘かしら」
「そうだ お前が愚弄した男の娘だ!」
「普通の人間ならとっくに死んでいるはず、、、まさかあなた」
「そうだ お前が残した薬を奪い私が飲んだ!そして永遠になった」
「そう、、、」
そういって輝夜はいきなり攻撃してきた
くらいなさい!永符「籠の中の小鳥」
そう宣言すると少女のまわりがいきなりいきなり渦を巻きはじめ竜巻状になり彼女を襲った
「この竜巻は永遠にあなたをとじこめ永遠に苦しめ続けるわ」
竜巻の中の少女は風の力により身は引き裂かれた
が
「くくっ、この程度の痛みならとうの昔にあじわったわ!!」
少女はそういい竜巻から脱出した
「あら、ちゃんと鍛えてるようね
栄琳おきなさい」
さっき焼き尽くしたはずの従者は立ち上がっていた
----なっ
「わかるかしら?私たちもあなたと同じ様に永遠よ?
行くわよ栄琳!」
そういって二人がかりで襲いかかってきた
さすがに二対一では分が悪い
だんだん体力も尽きていき
ついに膝を地につけた
「ふふっもうおしまいかしら?
でもダメよ?姫を襲った罪、薬を奪った罪は万死に値するわ
これから毎回満月の夜に使者を送り続けるわ
それで毎回殺されなさい」
そう言い残し去っていこうとしたとき
「そういえばあなた名前は?」
「そんなものもう覚えてない」
「そう、じゃあ藤原妹紅と名乗りなさい
あなたの紅い炎はとても美しかったわ」
そう絶世の美少女と謳われた少女は笑って去って行った
藤原妹紅と名づけられた少女は地べたに寝転がった
やっと生きる目的が出来た
今度は殺してやる
「と、まぁこんな感じかな?
退屈だったろ?」
そう隣の慧音を見た
「いや、あまり話したくない過去であったろう?無粋なことをしたな」
とっても悲しそうな顔をしていた
「いや、気にする事はない
所詮は過去のことだ」
ガサッ
茂みから音がした
「むっ誰だ!?」
慧音は身構えた
「今日は誰だ?
ウサギか?それとも従者か?」
茂みから出てきたのは黒髪のきれいな少女だった
「今日はきれいな満月ね
いい殺し日和だわ」
END
だから
私もあいつが大切な人の為に残した物を奪う
そして少女は永遠になった
「なぁ妹紅」
と、妹紅に声を掛けたのは上白沢慧音である
「ん?なんだ?」
妹紅と呼ばれた少女は答えた
「そういえばまだ私に会う前の話を聞いていなかったな
良ければ聞かせてはくれないか?」
一瞬嫌そうな顔して
「聞いても退屈な話だぞ?」
「いや、話したくないなら無理にとは言わないぞ」
一瞬悩み
「まぁ話してもいいか、、、」
少女はある貴族の家に生まれた。
しかし、時代も時代であって女である少女は父の愛をあまり受けていなかった
だが、少女はそんな父でも大好きだった
そんなある日
少女の父がある女性に頻繁に会いに行くようになった。
一夫多妻も珍しくない時代だった為妻がいるにも関わらず、ほかの女性の元に行くのは珍しくなかった
父の愛を一身に受けたい
そんな年頃の少女にはその行動は許せなかった。
そして少女は夜な夜な出かける父の後を追った
父はどこにでもありそうな民家の中に入っていった。
そのあとを追って少女も中に入っていくと、中には少女と同じくらいの年端のいかないような大層美しい黒髪の長い少女が座っていた。
こんなに美しいなら父が惚れてしまっても仕方ない
そう思い家に帰ろうとしたとき
ガシャン
何かを落とす音が聞こえた
後ろを振り返ってみたら、父が持ってきた物だろうか
煌びやかな玉がたくさんついた枝が地面に転がっている
その下で父がうなだれていた
あいつまさか、、、父を愚弄したのか?
その日から少女はあの女に父の復讐をすることのみを考えていた
それから間もなく、例の少女が月へ帰った事を聞いた
その時、少女は彼女が月の姫であったこと
彼女の名前を知った
蓬莱山輝夜、私は奴になにもすることができなかった。
何かできないかと思い、少女がすんでいた民家へ足を向けた。
そこで輝夜が一緒に住んでいた翁に薬を残したことを知った
せめてそれを奪ってやろう
そう考えた少女は薬を山へ運んでいる翁の使いを殺し、薬を手に入れた
奪った薬を飲んでみたが特に体に変化はなかった
すこし期待外れでガッカリしながら山を下っていると
突然目の前に大きな黒い影が立ちふさがった
----えっ
確かにこの近辺は妖怪が多いとは聞いてたが、まさか本当におそわれるとは、、、
大きな黒い腕がしなりいつの間にか躰は後ろに吹き飛んだ。
あぁっ
ろっ骨が折れ肺に刺さったのか息が思うようにできない。
そうしているうちに妖怪は近づいてくる
あぁきっとこのまま奴に満足に復讐できぬまま、ここで喰われ死ぬのか
そう思い覚悟をきめた
大きな牙が容赦なく少女の頭がい骨を割った
異物が自分の中に入り込む感覚
少女はすぐ痛みで意識を失った。
どれくらい経っただろうか
目を覚ますはずの無い少女の目が開いた。
----ここは、、私は喰われ、死んだはずでは?
そんな疑問を抱きながら現状を確認しようとしたところ
ガチャリ
ん?
腕が動かない
どうやら鎖か何かで繋がれているらしい
よく見ると少女は一糸纏わぬ姿で壁につながれていた
いったい誰がこんなことを、、
そんなことを詮索していると
奥の方で何か動いたような気配がした
誰だ?そう思い目を凝らしてみると
さっき私を喰った妖怪がこちらを見ていた
----えっ
妖怪がゆっくりこちらに向かってきた
ゆったりとした口調でさっき起こったことを話した
あまりにも大きな苦痛に精神が耐えられなくなり、気絶した私はそのあと勝手に超回復したらしい
それを見た妖怪はもう食糧に困らない
そう思い私を監禁したらしい
なぜ超回復などしたのだろうか
少女はすぐにわかった
あいつの薬のせいだ
それから少女は妖怪が飽きるまで永い間妖怪に食べられ続けた
最初の時は頭から喰われたので痛みをそれほど感じる前に気を失ったが
今は不死の者の肝を喰えば自分も不死なれると思っているのか、腹を中心的に喰われ続けた
どんなに痛くてもどんなに悲痛な声を上げても妖怪は食べるのをやめなかった
なんども気をうしない、気をうしなっても痛みで目を覚ます
そしてすぐに何事もなかったかのように蘇生する
そんな地獄が永くに渡って繰り返された
常人なら痛みで精神が廃人になっていただろう
しかし少女はそうはならなかった
少女の中にある強固たる決意が彼女をそうさせなかった
----あいつを、、、輝夜をころす----
その一心で彼女の精神はぎりぎりで保っていた
そんなある日、妖怪も来る頻度が少なくなってきた晩
少女は鎖をはずし、逃げ出すことができた
数十年ぶりに見た外の世界は美しく
きれいな満月だった
それから少女は修行に明け暮れた
独りで生きていけるよう
いつか月に行きあいつを殺せるよう
少女には時間は永くあった
それからまた永い月日がたち、少女は自分の妖力を炎に変える術をマスターした。
そして十分に力をつけた少女は幾度か月に行くよう試みた
しかし、いくら時が永遠にあろうと人の力には限界がある
いくら試みても失敗に終わった
何度も季節がめぐり少女は月に行くことを諦めかけてた。
人間の脳は永い時間を刻めるようには出来ていない
生きていく目的を見失った少女はだんだん生き続けるだけの人形のようになった
そんなある日
鬱蒼と生い茂る竹林の中で見覚えのある後姿を見た
きれいな長い髪
忘れるはずもない
輝夜だ
奴はここにいたのだ
そう確信した少女の口元は大きく上に釣り上った
----やっと奴を殺せる----
考える前に体は前へ飛んでいた
が
危ない!姫!!
少女の隣にいた従者であろうか
銀髪の美しい女性に妨害された
「邪魔をするなぁぁあああ」
そう叫び振り払おうとするが
「させない!!」
少女は放たれた矢をまともに受け後ろに吹き飛んだ
「お怪我はありませんか?姫?」
「えぇ平気よ栄琳、ありがとう」
栄琳いうらしい女性はもう襲ってきた賊を倒したと思ったのか背を向け、主の心配をしていた
「この程度か?従者よ」
----えっ
気づいた時にはもう遅かった
栄琳の後ろには地獄の業火が渦を巻いていた
きゃぁあぁぁああ
女性はあっけなく業火に焼かれた
「輝夜、、、やっと見つけた」
「あら、あなたは確か、、、むかし求婚してきた男の娘かしら」
「そうだ お前が愚弄した男の娘だ!」
「普通の人間ならとっくに死んでいるはず、、、まさかあなた」
「そうだ お前が残した薬を奪い私が飲んだ!そして永遠になった」
「そう、、、」
そういって輝夜はいきなり攻撃してきた
くらいなさい!永符「籠の中の小鳥」
そう宣言すると少女のまわりがいきなりいきなり渦を巻きはじめ竜巻状になり彼女を襲った
「この竜巻は永遠にあなたをとじこめ永遠に苦しめ続けるわ」
竜巻の中の少女は風の力により身は引き裂かれた
が
「くくっ、この程度の痛みならとうの昔にあじわったわ!!」
少女はそういい竜巻から脱出した
「あら、ちゃんと鍛えてるようね
栄琳おきなさい」
さっき焼き尽くしたはずの従者は立ち上がっていた
----なっ
「わかるかしら?私たちもあなたと同じ様に永遠よ?
行くわよ栄琳!」
そういって二人がかりで襲いかかってきた
さすがに二対一では分が悪い
だんだん体力も尽きていき
ついに膝を地につけた
「ふふっもうおしまいかしら?
でもダメよ?姫を襲った罪、薬を奪った罪は万死に値するわ
これから毎回満月の夜に使者を送り続けるわ
それで毎回殺されなさい」
そう言い残し去っていこうとしたとき
「そういえばあなた名前は?」
「そんなものもう覚えてない」
「そう、じゃあ藤原妹紅と名乗りなさい
あなたの紅い炎はとても美しかったわ」
そう絶世の美少女と謳われた少女は笑って去って行った
藤原妹紅と名づけられた少女は地べたに寝転がった
やっと生きる目的が出来た
今度は殺してやる
「と、まぁこんな感じかな?
退屈だったろ?」
そう隣の慧音を見た
「いや、あまり話したくない過去であったろう?無粋なことをしたな」
とっても悲しそうな顔をしていた
「いや、気にする事はない
所詮は過去のことだ」
ガサッ
茂みから音がした
「むっ誰だ!?」
慧音は身構えた
「今日は誰だ?
ウサギか?それとも従者か?」
茂みから出てきたのは黒髪のきれいな少女だった
「今日はきれいな満月ね
いい殺し日和だわ」
END
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