スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東方二次創作 あけましておめでとう

ひと一人いない境内に一人白いため息をはきながら佇む少女がいる

ここの神社の巫女さんなのだろうか?
風変わりな巫女服を着ている
赤と白が基調となっているのは他と大差ないが、ちょうど袖の部分から切り取られている様な服だ。

本人曰く、動きやすてくこっちの方がいいそうだ
 
そして今日は正月。
賽銭を入れに来る人間で神社が溢れかえる行事である。
なのになんだこの閑散とした境内は
老人の一人もきやしない。
外の世界では、境内は人で溢れ返し、人は賽銭箱まで辿りつく前に賽銭を投げ入れようとする人で一杯になり、そして飛び交う賽銭はまるで弾幕の様になる神社もある
そう紫が言っていた。
もしそれが本当ならまるで夢の様ではないか
うちの神社のなにがいけないのだ?
博霊神社も結構な知名度はあるだろう
あれか?
アニメ化か?アニメ化すれば例の神社の様になれるのか?
そんな巫女あるまじき事を思いながらこの博霊神社の巫女、博霊霊夢はいるのである。

ザッザッザッ……

誰かが石段を登って来る気配がする。
やっと参拝者がきた。
そう霊夢は思い、思いっ切り笑顔で出迎えようとした。

「よう、霊夢!朝早くから笑顔で出迎えありがとな!」

白い息を吐きながら霊夢にも負けない笑みで登場したのは普通の魔法使い、霧雨魔理沙であった。
しかし、いつもは黒と白を基調とした服なのに、今日の魔理沙の服は華やかな和服であった。
「なんであんた一人しか来ないのよ……でも着物きれいじゃない似合ってるわよ」
そう霊夢はため息混じりに言った。
「へへっ、なんか照れるぜ
それより、私は一人で来てないぜ?」
そう言った魔理沙の背後に視線を向けると

うっ――
そこには吸血鬼や亡霊に宇宙人などその他色々とバラエティーに富んだ面々が疲れただの寒いだの愚痴をこぼしながらそこにいた。

、、、なんでうちの神社には妖怪達しか来ないのよ!
と、言いかけた時
「あら、大勢のほうが楽しくていいじゃない。それに、そんな事言ったら彼女達可哀相よ?」
と気配なく突然うしろから声をかけてきたのはスキマ妖怪、八雲紫である。
しかし霊夢は馴れているのか特に驚きもしなかった
「ふん、可哀相なのはこっちの方よ!ただでさえ人が来ないのにこれだけ妖怪やらなんやらが神社にいたらもっと来なくなるわ!
………それよりそれなに?」
問い掛けられた紫の手元には高そうなお酒『スキマ殺し』
「あら、私は魔理沙から宴会だって聞いてるわよ?」
「あんた何でそんなことを、、、」

魔理沙に言おうとしたら、もうそこにはおらず、後から来た集団と談笑していた。
「これだけの人数集めるのに彼女一人で飛び回ってたのよ?まぁこれだけ集めるには宴会とでも言わないとだめそうだし」
なだめるように紫は言った。
「それに、彼女はあなたのために頑張ったのよ?あなたいつもこの時期になると、暗くなるでしょ?彼女、あなたのそんな顔見たくなかったのよ」
まったく、いい迷惑である。
こんなんじゃ、本格的に今年の賽銭は期待できそうにない。
「おーい霊夢!早く宴会を始めようぜ!」
………本当は宴会をやりたいだけではないだろうか

ふふっ
「ねぇ、紫?たまにはこういう正月でもいいかもね」
振り返り、紫に言ったがすでに彼女はもみんなのところに行っていた。
まったく、どいつもこいつも自分勝手なんだから
そう思いながら、彼女たちの方へ駆け足で歩み寄った。
「あんたたち!賽銭くらい入れていきなさいよね」



END
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。